市販品の比較
お好みにできる自家製の話に行く前にそのベンチマークとなる市販製品の味についておさらいをしておきましょう。ジンジャーエール飲み比べというわけです。
そもそも「市販のジンジャーエールって甘すぎない？」と表題に書いている位ですから、甘いのが多いのかと想像しますよね。ジンジャーエールの基本の味は、生姜をフレーバーにしたアルコール抜きビールのこと、ともなっているので、甘すぎたら確かにちょっとおかしいのかもしれません。
カナダドライのジンジャーエールは甘みが確かに強い飲み物で、ショウガ特有の辛味は薄いのですが、ビールのような風味もします。色は薄くて透明、味は日本の冷やしあめを薄めた感じにもとれます。最近はペリーラ、ライム、オレンジフィズ、クラシックなど期間限定のものも発売されています。
ウィルキンソンのジンジャエールは辛味が強い感じで、ジンジャービアのようなショウガ風味を強く残しているのが特徴です。ウィルキンソンブランドには、辛みが少ないドライもあります。
ウィルキンソン ジンジャエール・ブリティッシュブレンドは、もともと業務用としてプロから支持が高くなっており、バーやカフェで人気のある「ウィルキンソン・ジンジャエール」の強い辛さを元に、甘さをおさえた爽快感ある味わいになっています。
本家ウィルキンソン ジンジャーエールは、優良ジンジャーを使用した辛みが強いハードな味わいで、プロのバーテンダーを中心に業務用市場で評価を得ているようです。これらが市販の製品の感想です。まずはこれらを飲んで、その上で自家製の味をつくっていきましょう。